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松本をイメージしたコーヒー「ALPSCITY COFFEE」 記念ライブイベントも

「ALPSCITY COFFEE(アルプスシティ・コーヒー)」

「ALPSCITY COFFEE(アルプスシティ・コーヒー)」

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 松本の朝を面白くしようというプロジェクト「Matsumoto BBC」が、松本のイメージを表現したコーヒー「ALPSCITY COFFEE(アルプスシティ・コーヒー)」を作り、中町のカフェ「amijok(アミジョク)」(松本市中央3、TEL 0263-88-6238)で販売を開始した。

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 同プロジェクトは、市内在住の清泉女子大学文学部准教授・山本達也さんと妻の香織さんが企画し、昨年3月にスタート。朝の時間を楽しむイベントを月1回、同店で開催している。「何かアウトプットをしたいと思っていた。イベントを開いているamijokという場所、朝のイメージのあるもの、何より人と人とをつなげる役割を持つものと考えたときに、コーヒーが浮かんだ」と山本准教授。

 同店の店主・小島剛さんと妻の圭さんがコーヒーのディレクションを、山本夫妻が「コーヒーの面白さを教えてもらった」という愛知県の「松本珈琲(コーヒー)工房」が焙煎(ばいせん)を担当。何度も愛知まで足を運んだ。「試行錯誤を繰り返して出来上がった味。難しさを感じることもあったが、取り組んでみて『松本への愛』が深まった」と剛さんは振り返る。

 「LIVING WITH NATURE」をコンセプトに、2種類のブレンドを用意。「CITY」はエチオピア産のモカをベースに、街の華やかさと城下町の凛(りん)とした空気をイメージ。「NATURE」はインドネシア産のマンデリンをベースに、複写熱タイプとじか火タイプの2つの焙煎機を使い、力強さを出した。

 お土産として利用してもらうことを考慮し、パッケージやアイコン、ロゴなど細部までこだわった。「街の歴史も含め、過去と今、そして未来も感じられるものにした」と山本准教授。5月28日・29日に、同店横のスペースに屋台を設けて販売を開始した。「コンセプトを理解してもらえたし、2種類あることに面白さも感じてもらえた」。現在、販売は同店のみだが、取り扱いを希望する店舗からの照会も寄せられている。

 今月26日には、記念イベントとしてあがたの森文化会館(県3)で「音楽と珈琲の朝時間」を開催。「羊毛とおはな」の市川和則さんと「mitatake」の見田諭さんのギターデュオ「THE BOCOS」を迎えてのライブとコーヒー2種類の試飲を行う。「ライブを行う講堂は、朝の光が窓から入ってきて素晴らしい空間になるはず。音楽とコーヒーを楽しむ朝のひとときをぜひ」

 ドリップパックタイプで、各220円。オリジナル巾着が付く10個セットも販売する。店内でも提供する。同イベントは、開場=9時30分、開演=10時。チケット=2,800円(コーヒー試飲代、お土産代込み)。予約はホームページまたは同店まで。

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