5月28日・29日にあがたの森公園で行われる「クラフトフェアまつもと2016」に合わせて、松本中心市街地でさまざまなイベントが開催される。
六九商店街では今年で5回目となる「六九クラフトストリート」(27日~29日)を開催。「ギャラリーやまほん」(三重県)、「工芸青花」(東京都)など全国各地のギャラリーが、商店街の8店舗を会場に展示を行う。「mm(ミリメートル)」(松本市大手2)では、参加ギャラリーによる共同企画展「工芸のウチソト展」も。
本町通り周辺では「Crafted Kiosk」(27日~29日)を開催。本町通りから一本入った通り、開運堂本店の西側を歩行者天国にして行われる「五月の宵祭」(27日・28日)では実演やライブのほか、フードや地酒などのブース出店がある。
信州大学人文学部芸術コミュニケーション分野は「天神キャンバス」(28日・29日)を企画。旧幸町保育園、天神行路周辺を舞台に、ツアーやワークショップ、カフェなど、「アートと街をつなぐ」さまざまなイベントを展開する。天神通り沿いのアートギャラリー&カフェ「awai art center(アワイアートセンター)」(深志3)ではトークイベント(28日19時~)、まつもと市民芸術館では弦楽四重奏のミニ・コンサート(29日13時~)も行われる。
フェアが行われる2日間は「バスDAYまつもと」として、市街地巡りに便利な特別バス「まちなか回遊バス」「松本民芸館シャトル便」を運行。乗車1回の上限を200円とし、市内の施設の割引特典が付く1日乗車券も500円で販売する。フェア会場周辺は駐車場が無いため、実行委員会では公共交通機関での来場を呼び掛けている。