松本市内の飲食店54店舗で現在、カレー食べ歩きスタンプラリー企画「松本カリーラリー」が行われている。
カレー専門店をはじめ、洋食店、居酒屋、カフェ、バー、パン店、ラーメン店など54店舗が参加する。「1分ナンテ待たせるもんですか!」のキャッチフレーズで親しまれている「モーリ」(松本市蟻ヶ崎2)や「小松パン店」(大手4)などの老舗店や、20年ぶりとなる「復刻カレー」を用意する中国料理店「九龍」(南原1)なども。「ご飯だけでなく、うどん、パン、そば、一品料理など、メニューの幅も広がったので楽しんで回ることができると思う」と松本カリー推進委員会実行委員長で「メーヤウ」(桐2)の店主・小山修さん。
昨年に続いての参加となるインド料理店「ターメリック」(浅間温泉1)は本格的な南インドカレーを提供。「前回も多くの人が来てくれた。中心市街地からはちょっと離れているが、これを機に足を運んでもらえれば」と同店店主の久保田文孝さんは話す。
各店を利用すると専用の台紙にスタンプを押す。スタンプを5個集めると、6店目以降はドリンク1杯サービスや大盛り無料など期間中に各店で特典を受けることができる。2個集めるとオリジナルバッジ(先着500個)、10個でオリジナルグラス(先着20個、抽選30個)、20個でオリジナルカレー皿(先着10個、抽選20個)、最初に全店制覇した人にはオリジナルカレースプーンを進呈する。
昨年に続き2回目の開催で、参加店舗は2倍近くの54店舗に増え、期間は約1カ月延びた。昨年は8人が全29店を制覇し、中には2度回った人もいたという。「反響の大きさに、カレーの持つパワーを再認識した」と小山さん。
期間中には、持ち寄りの「カレー鍋パーティー」や、ご当地カレーを作る開発プロジェクトの立ち上げなどのイベントも。写真共有サービス「Instagram(インスタグラム)」を使った企画も実施中で、カレーの画像にハッシュタグ「#松本カリーラリー」「#mcr」を付けて投稿するとオリジナルステッカーなどが抽選で当たる。「冬の寒い時期、カレーを食べに町に出て、楽しんでほしい」
スタンプラリーは4月17日まで。台紙は各店で入手できる。イベントなどの詳細はブログ、フェイスブックで確認できる。