恒例となった冬の祭典「第30回国宝松本城氷彫フェスティバル」が1月23日・24日、松本城公園(松本市丸の内)で行われる。
目玉となる「氷彫コンクール」には、県内外の16チームが出場予定。23日18時から翌朝6時までの制限時間内に氷像を制作し、同10時から出場者と実行委員会、先着100人の一般審査員によって入賞を決める。
当日は、ライブやダンスパフォーマンスのほか、氷彫デモンストレーションなどのイベントも展開。同時開催の「信州・松本鍋まつり」では、市内外の食材を用いた鍋などを提供する。溶かしたチーズを使ったスイスの郷土料理・ラクレットも。
松本城大手門枡形跡広場では現在、30回を記念して「氷像特別展示」を開催中。21日18時から制作を始め、翌6時に完成した6体の氷像が並ぶ。姉妹都市のスイス・グリンデルワルト村から参加した2人が作った作品も。ほかに、松本駅東西自由通路では同フェスの歴史を振り返る「パネル展」も企画。写真のほか、チラシなどの資料も合わせて展示する。
「今年は気温が低いので、氷像制作には良い条件だと思う。多くの方に足を運んでもらえれば」と市観光温泉課。
開催時間は23日10時~24日16時(夜間も開放)。入場無料。「鍋まつり」は、23日=10時~15時、18時~21時、24日=6時~15時。チケットは、1枚=300円、2枚つづり=500円、5枚つづり=1,000円。「氷像特別展示」は24日13時ごろまで。