「松本で何かを始めたい」という人と支援者をつなぐプレゼンイベント「まつもとコネクト」が7月22日、今町のコワーキングスペース「Knower(s)(ノウアーズ)」(松本市大手1)で開催された。
プロジェクトの告知やメンバー募集、解決したい課題への助言など「何かを始めたい」という思いを持っている人が発表者となりプレゼン。自身の持つスキルを生かして何か面白いことをしたい、仲間づくりをしたいという人が応援者として参加する。「イベントというよりは、人と人がつながることができる『場づくり』をしたい」と同スペースを運営するクラウドット(巾上)の中山拓郎社長。
当日は約20人が参加。オリジナルのメガネフレーム作りを始めようとしている人や、医療・介護に従事する人を支えるプラットホームサイトを立ち上げた人など5人が登壇し、多彩なプレゼンを展開した。その後、5、6人で一つのグループになってブレスト。プレゼンの際に感じた疑問点や、課題解決のためのアイデアなど、和気あいあいとした雰囲気で話した。各グループの意見を発表した後、関わりたいプロジェクトに対して挙手を呼び掛けると、多くの人の手が挙がり、交流会では名刺を交換したり、SNSでつながったりする人の姿も見られた。
先月に続き、今回が2回目の開催。今後も月に1回のペースで続けて行きたいという。「地域の皆さんで課題を掘り起こして解決することが求められているし、大切だと思う」と中山さん。「継続していくことで定着させたい。老若男女問わず、どんな小さいことでも気軽に投げ掛けられるような場にしていければ」とも。
次回開催は8月29日18時~。参加費は一般=1,000円、学生=500円(軽食・ドリンク付き)。プレゼンターは定員5組で、随時募集している。