国内外のパフォーマーが松本市内中心部22カ所の路上でさまざまな演技を繰り広げる「まつもと街なか大道芸 4th」が7月12日に行われた。

突如出現する「金剛力士像」

　市内22カ所の路上で、国内外の32組のパフォーマーが参加。松本駅前からスタートし、花時計公園、Mウイング前、千歳橋歩道、高砂通り、中町通り、ナワテ通りと徐々に松本城方面に場所を移動しながら30分ごとにパフォーマンスが行われた。今回のドレスコード「パジャマ」姿の人や、ジャグリングやけん玉のワークショップやフェースペインティングを楽しむ子どもたちの姿も。バルーンを手にした5人のピエロを探すスタンプラリーなども行われ、町中は多くの人でにぎわった。

　大手の井上月決め駐車場では、まつもと市民芸術館で7月17日に始まる「空中キャバレー」の出演者がパフォーマンスを展開。軽快な音楽に合わせた自転車に乗ったコミカルな演技には笑い声が上がり、ローラーバランスやフラフープを使った演技が決まると大きな拍手が起こった。

　フィナーレではパフォーマーも観客も松本城公園へ集結。音楽が鳴り響く中、ダンスやパントマイムなどがあちこちで繰り広げられた。何重にも重なった観客の輪の中では、バンドの演奏に合わせて、パフォーマーが交代で演技を披露。最後は皆が一体となって盛り上がった。