安曇野市の「VAIO」(安曇野市豊科)は3月13日12時から、セレクトショップ「BEAMS」とコラボした「VAIO Z」をソニーストアで数量限定販売する。
「VAIO Z」は同社が開発した初のオリジナルPCで、2月16日に発表した13.3型のフラッグシップ機。ブラックカラーをベースに、タッチパッドはビームスカラーであるオレンジに、ヒンジ部分にはロゴを刻印する。同日から「ビームスジャパン」(東京都新宿区)、「ビームスタイム」(東京都渋谷区)、「ビームス横浜」(神奈川県横浜市)、「ビームスウエスト」(兵庫県神戸市)の4店舗で店頭展示も行う。
同社はソニーのパソコン事業を引き継ぎ、昨年7月設立。「MADE IN AZUMINO JAPAN」をコンセプトに掲げ、開発・品質チェックだけでなく、組み立て・製造も本社のある安曇野工場で行っている。
商品企画を担当する同社MSC部商品プロデューサー・伊藤好文さんが、ビームスのスタッフと交流があり、「何か新しい価値の発信をしたい」と話したことがコラボのきっかけとなった。「『新生VAIOのものづくり』と『ビームスのモノの先にある価値の提案力』を組み合わせることができればと考えた」と伊藤さん。昨年末からディスカッションを重ね、コラボ製品が実現した。「今後はパソコンに限らず、枠にとらわれないコラボを企画していきたい」とも。
価格は21万1,464円~。