松本市は現在、県とJR東日本と共同で企画した「松本移住お試しツアー」の参加者を募集している。
「健康寿命延伸都市・松本」を将来の都市像として掲げ、「心と体」の健康づくりと「暮らし」の環境づくりを一体的に進める同市。2006年度からは各種の移住促進施策に取り組み、定住人口と交流人口の増加を目指す。同ツアーは市内の観光地や物産施設などを紹介し、移住検討の参考としてもらうことが狙い。主なターゲットは首都圏の年配者。
1日目は松本城や山辺ワイナリー(入山辺)、里山辺の宅地分譲地を巡るほか、移住者の体験談を聞く交流会を行う。2日目は相澤病院(本庄2)で最先端医療の現場を見学。蔵造りの町並み散策や、湧水群巡りなども予定する。
移住促進ツアーは、県内では昨年の佐久市に続いて2例目となる。「市でもツアーという形は初の取り組み。多くの方に参加してもらえれば」と同市政策課担当者。
日程は3月29日・30日。募集人数は24人。代金は大人1人、新宿駅・八王子駅発着=3万5,800円、松本駅集合・解散=2万6,800円。問い合わせはJR東日本「大人の休日予約センター」(TEL 03-3841-0121)まで。