国宝松本城や中心市街地を歩行者天国にして行われる「第57回 まつもと市民祭 松本まつり」が11月3日、開催された。
ミス松本と姉妹都市・親善都市の各ミスによるオープンカーでのパレードや、鎧(よろい)を身にまとった武者が練り歩く「松本城武者行列」が行われた。随所で路上ライブやパフォーマンスも繰り広げられ、通りは多くの人たちでにぎわった。
松本城前から本町~伊勢町通りにかけては、クラフトや工芸作品、地元農産物、飲食店などのブースが並んだ。「ライフwithカラマツ」は、カラマツの木を切り出す山の姿を感じてもらえるようにと、切り出した丸太を展示。枝を切り払い、木材を切り分ける作業の実演を行った。薪(まき)ストーブや、外壁材としての利用方法の紹介、カラマツを使った箸や、枝を使ったクリスマスリース作りも開催。「地元のカラマツ材を知ってもらいたい」と、林業、製材業、建築設計事務所など木に携わる人たちがタッグを組みPRした。
松本蟻ヶ崎高等学校書道部による書道パフォーマンスでは、事前に公募で決めた文字が大書された。1回目のパフォーマンスでは、ライチョウが描かれた縦8メートル、横10メートルの紙に「昇格」の文字が。松本山雅FCが昇格を決めた直後ということもあり、最後は皆で「山雅コール」を行った。伊勢町通りの松本山雅FCブースでは、マスコットキャラクター・ガンズくんのサイン会も行われ、長蛇の列ができていた。