松本市四賀にあるカフェなどで里山を巡るワークショップイベント「四賀にきましょ」が10月11日、12日に開催される。

　古民家カフェ「kajiya」、「COUDO（クド）」、「sabouしが」や無量寺など6カ所の会場で、木工やガラス、松本ほうき、消しゴムはんこ作りやヨガ、マッサージ体験、ピザやパエリアなどの料理教室などさまざまなワークショップを展開する。カフェ各店では地元で採れる無農薬野菜の販売や、タイ古式マッサージなども行う。地元のわき水を使ったコーヒー講座や茶会、牧草地でヤギに囲まれながらの釜敷き作り、天体観測会「秋の星空ウオッチング」など野外で開催するものも。12日夕方からはクロージングイベントとして、シカ肉を使ったバーベキューや薫製の振る舞い、畑ではウクレレライブを行う。

　今年5月に続き、2回目となる同イベント。「里山での暮らしの中にあふれる、毎日を楽しくするためのアイデアを知ってほしい」と地元有志が企画した。現在、ボランティアスタッフも募集中。カフェ3会場や総合受付での業務などを行う。「『しがきま』は手づくりのイベント。一緒に盛り上げてみたいという方にぜひお手伝いいただければ」と、実行委員で「sabouしが」店主の宮崎恭子さん。

　「手頃なものから本格的なものまで、ワークショップもさまざま。大人も子どもも楽しめるように工夫した」と宮崎さん。「里山を楽しんで、いろいろなお店を巡ってもらえれば」と呼び掛ける。

　開催時間は両日とも9時～。ワークショップの参加費は50円～4,000円程度。問い合わせ、ボランティア応募は同実行委員会（TEL 090-1854-9619）まで。