見る・遊ぶ

山のUST番組「Mt-channel」、配信50回に-松本だからできる情報発信を

(写真左から)ゆうじんさん、ワコタさん、まっちさん、サブテンさん。「やまちゃんTシャツ」を着て

(写真左から)ゆうじんさん、ワコタさん、まっちさん、サブテンさん。「やまちゃんTシャツ」を着て

  • 0

  •  

 松本から山の話題を発信するユーストリーム番組「Mt-channel(エムティーチャンネル)」が50回目となる生配信を8月5日に行う。

[広告]

 同番組は2011年11月5日に開始。各回1時間半程度、月1~2回のペースで配信している。50回目となる配信では、来月行われる日本海・富山湾から太平洋・駿河湾までの約400キロを1週間で踏破する「トランスジャパンアルプスレース」に出場する2選手を取材した様子を中心に、上高地へ向かう昔からのルートを紹介する「登山のススメ『徳本峠』」、先週北海道で開催された「大雪山ウルトラトレイル」のリポートなどを予定する。

 出演するのは、「ゆうじん」こと田中裕二さん、「サブテン」こと大谷拓哉さん、「ワコタ」こと海沼博さん、「まっち」こと町田はるかさんの4人。これまでに、北アルプスを中心に八ヶ岳や富士山など全国各地の山の情報を写真や動画で紹介。美ヶ原トレイルランニングや長野マラソン、松本ロゲイングなどのイベントリポートも行っている。

 「山と走ることがテーマで、山:走=9:1くらいの割合」と大谷さん。田中さんは「内容は娯楽がベースだが、時々ためになることも。それも9:1の割合かな」と笑う。フォトコンテストや、番組で制作した「やまちゃんTシャツ」を着て百名山に登るなど、さまざま企画も展開している。

 「山岳メディアを持ちたい」と思っていた田中さんと、ユーストリームでの動画配信に興味を持っていた海沼さんを、大谷さんが引き合わせる形で番組がスタート。21回目の放送から、信州大学医学部の学生である町田さんもスタジオ出演するようになった。トレイルランナーや山岳ガイド、山荘やアウトドア用品店の店員などをゲストに迎え、時にはゲストの自宅から配信することも。「専門的な情報は他でも紹介している。それとは違う切り口で、もっと気軽に山の魅力を伝えたい」と田中さん。「北アルプスは登山者にとって聖地。その近くである松本から発信することに意味があると思う」と話す。

 今後の目標は「目指せ100回」(海沼さん)、「野外救急の動画を紹介したい」(町田さん)、「トレイルランについての啓発活動もできれば」(大谷さん)、「県内の他の団体とも連携して、長野だからこそできる情報発信に力を入れたい」(田中さん)。

 配信は21時~。過去の配信は同番組のホームページより視聴できる。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース