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松本・四賀のカフェで「六月色 傘と花」-梅雨をイメージしたリースなど30点

古民家を改装した同店の2階スペースににリースなどが並ぶ

古民家を改装した同店の2階スペースににリースなどが並ぶ

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 松本・四賀のカフェ・ギャラリー・農家民宿「kajiya(かじや)」(松本市五常、TEL 0263-64-3387)で現在、企画展「六月色 傘と花」が開催されている。

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 自然素材を使った作品や古道具を扱う「kokageya」(安曇野市穂高有明)の店主・荒良木つつじさんによる作品展。ドライフラワーを使ったリースやランプシェードなど約30点と、ガラス瓶などの古道具を同店2階のスペースに展示する。

 「紫陽花(あじさい)のリース」は、アジサイとクロモジの枝を用いたシンプルなものや、他の花や木の実と組み合わせたものなど。「植物の傘」と名付けたランプシェードは、アジサイのほか、オニゼンマイやサルオガセなども使う。「6月の展示なので、梅雨をイメージして作品づくりを行った」と荒良木さん。生花や草木は、ドライフラワーにして成形。クロモジやイガグリなど枝物はほぼ全て山で採取したものを用いて制作した。

 昨年12月に「kokageya」をオープンした荒良木さんは、空間装飾も行っている。同店のカフェスペースの照明や欄間を手掛けたことがきっかけで、同展を開催することになった。「すてきな作品なので、ぜひ展示もとお願いした」と同店の石井裕士さん。

 築130年の古民家を改装し、ギャラリーやカフェ、農家民宿として営業する同店。重ねてきた年月を感じる黒い壁や梁(はり)などが独特の空間を作り出している。「『kokageya』の白い壁とは真逆の感じ。いつもと違う雰囲気を楽しんでもらえれば」と荒良木さんは話す。

 作品は全て販売する。リース=3,000円~、ランプシェード=4,000円~など。営業は金曜・土曜・日曜の11時~17時。6月29日まで。

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