松本パルコ（松本市中央1、TEL 0263-38-2111）5階特設会場に現在、「キン肉マンマッスルミュージアム」が期間限定でオープンしている。

女性スタッフの意見をもとに作った女性用Tシャツも

　漫画「キン肉マン」の原画原稿のレプリカやフィギュア（共に非売品）を展示するほか、「マッスルアパレル」による200種類以上のアイテムを販売。Tシャツやキャップ、トートバッグなどが並ぶ。「長野県では初めての開催になるので、新作の春夏物を中心になるべく多くの種類をそろえた」と運営する「バンバンビガロ」（東京都杉並区）の林卓也さん。サイズ展開も豊富で、女性向けのアイテムも用意する。

　1979（昭和54）年から「少年ジャンプ」に連載され人気を博した同作品。1987（同62）年に完結したが、2011年から電子書籍で連載が再開。今月には単行本46巻を発売した。「『リアル世代』の30～40代から、10～20代の新たな若いファンも多い」と林さん。「『キン肉マン』はブームではなくロングセラー。自分たちにとっては永遠のナンバー1」と話す。

　作者のゆでたまごさんよりライセンスを取得してさまざまなアイテムを手掛ける同社。型や生地をオリジナルで製作しているものや、アパレルブランドとのコラボ商品も多い。「単なるグッズではなく、街でも着用できるクオリティーを意識している」。現在は、東京・池袋の「キン肉マンKIN29SHOP」をフラッグショップとし、年間十数カ所で期間限定出店を展開している。

　同店には連日、親子連れも含め幅広い年代の人が訪れている。店内の大型フィギュアと一緒に写真を撮る人も。「フィギュアや原画原稿のレプリカもかなり貴重なもの。じっくり見てもらえれば」と林さん。「ゴールデンウィーク中にはイベントも行う予定なので、ぜひ足を運んでほしい」とも。

　営業時間は10時～20時。5月6日まで。イベントの詳細などはフェイスブックページで確認できる。