松本の旧上土シネマ向かいにあぶり焼きをメーンにした居酒屋「炎影(ひかげ)」(松本市大手4、TEL 0263-87-7881)が3月22日、オープンした。
席数はカウンターと小上がりで37席。店内は和の落ち着いた雰囲気に仕上げた。「壁や床を張ったり、カウンターを塗ったり、できる範囲のことは自分でやった」と店主の原温(ゆたか)さん。
フードは炭火を使ったあぶり焼きがメーン。日替わりの「本日のおすすめ」はスルメイカやタイ、タコなどの魚介類(600円~)やオーストラリア産牛肉「シャーブラック」(980円)など。「白馬豚バラ肉」(980円)、「松本一本ネギのゆずみそ焼」(540円)など地元食材も用意する。お造り(580円~)や馬刺し(赤身=680円、フタエゴ=700円)なども日によって提供。「食材は全国各地から旬のものを仕入れる。日によっては珍しいものもお出しできる」
ドリンクは日本酒、焼酎が中心。日本酒は松本の「大信州」、佐久市の「亀の海」など地元のものや、新潟の「八海山」「男山」「〆張鶴」、山形の「楯野川」など。「年代、男女問わず楽しんでもらえるように」と、果実酒やノンアルコールドリンクも取りそろえる。
原さんは松本駅周辺の飲食店に10年ほど勤めて独立。「いずれは自分の店を持ちたいという思いがあった」という。宴会をしやすい店にしたいと、小上がりの一部は仕切りを使い個室にしたり、全て外して30人ほどで利用できるようにしたりと臨機応変に対応できる形にした。「珍しいものや凝ったもの、気楽なものなどいろいろ用意している。幅広い年代の人に気兼ねなく寄ってもらえれば」と原さん。「人数に合わせて席もメニューも用意できるので、宴会の相談もお気軽に」とも。
営業時間は17時30分~。今後はランチタイムも営業予定。