松本市のカンボジア料理カフェ「こーさんのうち」(松本市島内、TEL 0263-88-5365)で4月11日~13日、「カンボジア正月」体験イベントが開かれる。
カンボジアの正月の風習と料理を体験する同イベント。正月の星飾りや祭壇を再現し、同国の音楽や正月の様子を映像投影する。料理は「鶏肉のカンボジアカレーそうめん」「豚肉ちまき」「バナナちまき」など、本格的な正月料理をセットで提供。結婚式などで着用される伝統衣装を身に着け、撮影を楽しむこともできる。席数はテーブル5卓(14~15席)、期間中のみ8人程度が座れるござ席も用意する。
同国では4月に「クメール正月」(釈迦の誕生日)を盛大に祝い、その年の新しい神を迎えるために、玄関には立体型の華やかな星飾りをつるす。祭壇にはバナナの幹と葉で作られた「バイサイ」と呼ばれる飾りや、仏教行事に欠かせない同国のちまき、その家ならではのごちそうを作って供えるという。
「カンボジアの文化をおいしく、楽しく知ってもらいたい」と同店を営むカンボジア人のチョーン・チョーブ(通称こー)さんと妻・平野陽子さんが企画。昨年に続き2回目の開催となる。「カンボジア正月と料理を楽しんでもらえる盛りだくさんな内容。3日間のうちいつ来てもいいし、一日中いてもOK」と平野さん。「普段では体験できないカンボジアの文化を感じてもらえれば」とも。
営業時間は11時~20時30分。参加費は1,700円(食事代含む)。13日14時からは「バナナちまき」を作るワークショップも行う(参加費500円)。