安曇野の国営公園で大規模イルミネーション-50万球使い銀河を表現

園内の様子

園内の様子

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 安曇野の「国営アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区」(安曇野市堀金、TEL 0263-71-5511)で現在、イルミネーションイベント「光の森のページェント」が開催されている。

6メートルの「ウェルカムツリーガーデン」が出迎える

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 恒例となった同イベント。昨年より20万個多い50万個の電球で園内を彩る。「昨年はプロの方にお願いしたが、今年は職員がアイデアを出し合って作り上げた。とても思い入れの深いイルミネーションが出来上がった」と同園の百瀬治さん。

 今年のテーマは「ワンダー・ギャラクシー」。銀河をテーマにした9つのエリアで構成する。水辺がある広場を使った「ミスティックスクエア」は、さまざまな色のスクエア70個が漆黒の池に浮かび上がる。「光が水面に美しく反射するよう、電球と水面との距離を何度も試行錯誤した」。池の中央には西洋の城をモチーフにした「メルヘンシャトー」を設置。高さ6.5メートルの城は白と青の2色で構成し、光量を調節して作り上げた大小の光で、より立体的に、より輝きを感じられるように仕上げた。ほかに、ほのかに浮かび上がる光で銀河を表現した「スパイラル銀河」や、光のトンネル「ゴールデントンネル」「レインボートンネル」など、園内各所にさまざまなイルミネーションを施す。

 イベントも多数企画。今月21日~25日は「5夜連続クリスマスコンサート」として、5人の女性アーティストを迎えたコンサートを行う。31日から1月1日の25時にかけては年越しイベントとして、年越しそばや甘酒を振る舞うほか、信州プロレスのメンバーに来園者が108つのチョップで煩悩を振り払うなどの企画を用意する。

 「年々遠方からの来園者が増え楽しみにしてくださっているのだなとうれしい気持ちになる。飽きさせないように、さまざまな工夫をしている」と百瀬さん。「いろいろな銀河を表現した。感動していただけると思うので、ぜひ見てほしい。寒いので暖かい装いで」とも。

 点灯時間は16時~21時。入園料は大人=400円(65歳以上は200円)、子ども(小中学生)=80円、幼児無料。通常時間(9時30分~16時)の入園者も21時まで滞在可能。21日~25日、28日・29日は、JR豊科駅から無料シャトルバスも運行する(16時~21時、30分間隔で運行)。今月30日、来年1月1日は休園。1月5日まで。

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