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松本で演劇&トークイベント「カタクラッシュ」-「再開発」別角度から考える場に

「カタクラッシュ」チラシ©牛越彩音

「カタクラッシュ」チラシ©牛越彩音

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 松本の多目的スペース兼バー「Give me little more.(ギブミーリトルモア)」(松本市中央3)で演劇&トークイベント「カタクラッシュ」が9月28日・29日に開催される。

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 商業施設「カタクラモール」周辺の再開発をテーマにした同イベント。書き下ろしの演劇「死体のつかいみち」とゲストスピーカーを迎えたトークセッションを行う。

 きっかけは今年3月に市美術館で開催されたシンポジウム。同イベントの提案者・新美正城さんと石田大祐さんが参加した後、「何かモヤモヤした感じが残る」と話すうち、真面目に話し合うだけではなく皮肉と笑いを交えて、若い人たちも足を運べるイベントができないかと企画を立ち上げた。「シンポジウムでは、それぞれが好きなことを言っているだけの印象を受けた」と新美さん。「『ちゃんと知らないと発言できない』という雰囲気が居心地悪いというか…。『話くらいは聞いてみたい』『詳しいことは分からないが気になる』という人たちは少なくないし、そういう人たちへアプローチしたいと思った」と話す。

 演劇は再開発からヒントを得て制作された「寓話(ぐうわ)的ナンセンスコメディー」。とある地方都市を舞台に、商店街の外れにある喫茶店の店先で発見された死体を「どうしたものか」と話し合う街の人たちの姿とその末路を描く。地元の劇団に所属するメンバーや関係者が、脚本・制作・キャストを担当する。

 トークセッションは再開発についてあまり知らない人にも分かりやすいように、議論を整理しながら、ゲストスピーカーを中心に話す。「どんな計画があって、それに対してどういう反応をしている人たちがいて…という現状から、皆さんがどう思うのかをざっくばらんに話せる場になれば」

 新美さんは、2010年6月に閉館した映画館「エンギザ」を「考える間もないまま、本当に突然なくなってしまった」と振り返る。「カタクラ以外にも、街にまつわるトピックはいろいろある。自分たちは『カタクラファンクラブ』ではないし、問題はそこだけではない」と新美さん。「もっと多くの人が考えられる、自由に話せる場にしたい。特に若い人に参加してもらえれば」と呼び掛ける。

 28日=開場18時30分、開演19時、29日=開場14時30分、開演15時。料金は、一般=1,500円、30歳以下=1,000円、学生=700円(いずれも1ドリンク別)。上演は約30分、トークセッションは約2時間30分を予定する。当日参加も可能だが、「できれば予約を」。問い合わせはメール(give.melittlemore@gmail.com)または新美さん(TEL 080-5117-0059)まで。

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