安曇野市・穂高の「上原」信号機近くに3月31日、アイアンガーヨガ専門スタジオ「studio YOGA DIPIKA(スタジオ ヨガ ディピカ)」(安曇野市穂高、TEL 080-8494-2212)がオープンした。
スタジオ面積は35坪。道具を使って体の正しい動かし方を鍛錬する「アイアンガーヨガ」を専門に行う。「プロップス(補助道具)を使い、アライメント(身体の正しいつながり)を重視することで、年齢や性別、体の状態が異なるどんな人でも、無理なく実践できるヨガを提供していく」と、アイアンガーヨガ認定指導員でロシア出身の小暮エレーナさん。夫の瑞紀さんもディレクターとしてサポートする。
クラスは、ヨガや同ヨガを初めて体験する人向けの「入門クラス」、慣れてきた人向けの「ベーシッククラス」、6歳以上の子どもを対象にした「キッズクラス」など。朝7時からの75分クラス「朝ヨガ」は、「出勤前に体を動かしてすっきりしたいという人に人気」だという。ほかに、スタジオ内のプロップスを自由に使って自分のペースで練習できる「自主練」(ベーシッククラス参加者のみ)も。クラスは全て日本語で行われる。
エレーナさんは2000年から同ヨガを行い、「アイアンガーヨガシニア認定指導員」のIgor Rotov氏とBindhany Junko氏に師事。インド・プーナにある同ヨガの総本山「Ramamani Iyengar Memorial Yoga Institute(RIMYI)」でも研さんを積んできた。埼玉県志木市の「アイアンガーヨガセンター」や、安曇野市内のヨガスタジオ「ポコ☆スタ」、松本市のNHKカルチャーセンターでクラスを持つなどして指導員としての経験を積み、独立した。「主要都市にはたくさんヨガスタジオがあるが、地方にはきちんと専門的に学べる場所が少ない。ほかのヨガでは使っていない道具を使用するので、独立したスタジオがあるといいと思った」とエレーナさん。
「ヨガのポーズをまねようとして体を痛めた経験がある人もいると思う。アイアンガーヨガは解剖学的・科学的にも研究し、体の各部分のつながりを重視しているので、痛めることなくポーズの効果を最大限に生かすことができる」と瑞紀さん。エレーナさんは「正しく体を動かすことの大切さを感じてもらえると思う。言葉で説明しても伝わらないので…(笑)、ぜひ体験してほしい」と話す。
営業時間は10時~20時30分(木曜は7時から)。料金は月謝制で、一般=1万2,000円、学生・シルバー=1万500円、キッズ=8,000円(以上、フリーパス。別途年会費3,000円が必要)。初回体験チケットは、1回券(1,500円)と3回券(4,000円)がある。家族割引や紹介割引なども。詳細はホームページで確認できる。