松本市新村の松本大学(松本市新村)近くの休耕田で、ヒマワリが満開を迎えている。
ヒマワリは、JA松本ハイランド青年部新村支部と同大学観光ホスピタリティ学科が共同で行う「新村ひまわりプロジェクト」が植えたもの。同プロジェクトは2009年にスタートし、今年4年目を迎える。毎年、付近の休耕田を活用するため、その年によってヒマワリ畑が出現する場所や、規模も異なる。今年は同大学の側にある0.6ヘクタールの土地を使用。6月4日に種まきをしたが、その後、大雨と急激な乾燥に見舞われて発芽率が低下。1週間後に2回目を行った。
11日・12日にはプロジェクトの一環として、「ひまわり祭り」を開催。地元の農産物の販売や、地域の人たちが描いた「ひまわり美術展」、同大学の学生ボランティアが宮城県石巻市で採ってきた「復興ひまわりの種」の配布なども行った。
ヒマワリは11日に満開に。「天候にもよるが、台風などの影響がなければ20日過ぎまでは楽しめる」と同支部担当者は話す。