松本市今井に来年3月、旧市内では初となる「道の駅」が建設される。
現在、松本市内の「道の駅」は2005年の合併により松本市となった旧安曇村内の「風穴の里」1カ所のみで、今回の建設が旧松本市内では初となる。用地は新たに取得し、長野県が駐車場、トイレ、案内施設など9,000平方メートルを整備、松本市が農産物直売所、多目的交流施設の3,000平方メートルを建設する。
建設場所が市内で有数の農業地帯である今井地区の「アルプスグリーン道路」沿いという立地であるため、直売所を整備することになった。担当する松本市の政策課担当者は「周辺の市町村にも多くの直売所があるが、ここで採れた地場産品を地元の人に手にしてほしい」と話す。すでに200軒を越す農家などが直売所への参加を希望しているという。また収穫体験の拠点施設として、都市部住民との交流施設の役割にも期待する。
新たな「道の駅」では、3月14日までFAXとメールで名称の募集をしている。「名前を募集することで多くの方に関心を持ってほしい。親しみやすい名前を応募してほしい」(政策課担当者)。応募の詳しくは県松本建設事務所のホームページで確認できる。