濃厚豚骨をベースにしたラーメン店「信州麺屋 一本軒」(塩尻市広丘野村、TEL 0263-52-1334)が2月9日、オープンした。
同店は居酒屋「吟ぢゃる」を経営していた丸山英明さんが、メニューの一つとして提供していたラーメン作りの面白さに引かれ、「ラーメン1本でやっていこう」と居酒屋を閉店し、オープンしたもの。席数は29席で、カウンター、テーブル、小上がり席を用意する。
ラーメンは今までの「飲んだ後」用のあっさり味ではなく、本格的な濃厚豚骨味を提供している。メニューは、「しょうゆらぁめん」「しおらぁめん」(各650円)をはじめ、坦々麺に豚骨スープとごまだれをブレンドした「豚骨たんたん」(850円)など。豚のもも肉にバラ肉を巻いてしょうゆベースで8時間煮込んだオリジナルチャーシューを乗せた「ちゃあしゅうめん」(900円)も好評という。
ラーメンと一緒に「辛もやし」も提供。テーブルに用意された豆板醤とすり下しショウガで、好みの味を作って食べることができる。「ショウガを加えることでさっぱりと食べられるのでお薦め」(丸山さん)。トッピングの種類も豊富で、キャベツやホウレンソウなど50円から用意するほか、大盛りや替え玉にも対応する。
丸山さんは同店オープンにあたり、松本近辺や東京のラーメン店を食べ歩き、味や豚骨の臭みの消し方を研究してきた。「ずっと作りたかったとろみのある濃厚豚骨スープができあがった。ぜひ味わってほしい」と意気込みをみせる。
営業時間は11時30分~14時20分(ラストオーダー)。当面は昼のみの営業。月曜定休。