朝日村中央公民館(東筑摩郡朝日村古見)の講堂で3月9日、「我武者羅應援團(がむしゃらおうえんだん)」による大演舞会が行われる。
同団は「気合の突きで未来を切り開き、本気の拍手で世界を支える」ことをコンセプトに2007年に結成。結婚式、入学式などの晴れの舞台や「初日の出」「皆既日食」「光合成」などの地球応援も行い、世界を盛り上げる。単独公演「華の大演舞会」をはじめ、テレビなどにも出演。結成から現在まで全国各地やドイツ、フランス、ニュージーランドなど海外も含めて520回以上の演武を行っている。
当日は、同館での演舞披露の前に、同村の鉢盛中学校で生徒の応援も行う。昨年秋ごろに同中学校の保護者たちが同団を知ったことがきっかけとなって実現。「一見、ばかみたいに見えることでも本気でやっていれば周りが放っておかない。卒業を間近に控えた中学生にぜひ見てほしいと思った」と朝日がむしゃら実行委員会の谷口泉さん。年明けごろから本格的に準備を進めてきた。
同委員会代表の山田義明さんは、同団を知った後、DVDを見たり、昨年10月に松本市で行われた公演にも足を運んだりしたという。「実際に見ると、『一歩踏み出して勇気を持とう』という気持ちが生まれる」。中学生だけではなく大人にも見てほしいと、夜は公民館で演舞会を行うことにした。「がむしゃらにやれば人生は開ける。それを体現しているのでぜひ生で見てもらいたい」と山田さん。「大人にとっても『今からでも遅くない』というメッセージになる。きっと心に響くはず」とも。
公演は19時~。チケットは2,000円。同村内の「石挽そば処もえぎ野」(TEL 0263-99-3004)、「カフェ・シュトラッセ」(TEL 0263-99-3685)、居酒屋「おまかせまっちゃ」(TEL 0263-99-4530)で扱う。問い合わせは山田さん(TEL 090-4442-2374)まで。