安曇野市内の商業施設や国営公園など3カ所で現在、イルミネーションイベント「トライアングル・イルミネーション」が開催されている。
今年で4回目となる同イベント。会場は、「国営アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区」(安曇野市堀金)、「穂高温泉郷 八面大王足湯」周辺(有明)、「安曇野の里」(豊科)の3施設。
「国営アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区」では「煌(きら)めく銀河」と題し、25万個の電球で星や宇宙をイメージさせる演出を行う。「ギャラクシー・ミュージカル」は、水面に広がる天の川と宝石の光が音楽に合わせて点滅。天の川が流れ宝石が強く輝いているように見える。ピンク色の電球でハート型を作った「ハートフル・コーナー」では、記念撮影をするカップルが列を作り、人気スポットとなっている。同園の「大町・松川地区」では「サウンド・オブ・イルミネーション」と題したイルミネーション企画を開催。当日中に限り、入園チケットで1枚で、もう一つの地区に入園することができる。同園の栗山喬さんは「それぞれテーマが全く違うので、楽しんでもらえると思う。ぜひ両地区に足を運んでみてほしい」と話す。
「穂高温泉郷 八面大王足湯」では、山麓線から同足湯までの約200メートル区間が「光の道」となり、足湯まで導く。昨年より1万個多い5万個の電球を使用。足湯とイルミネーションの両方楽しむことができる。
「安曇野の里」のイルミネーションは、全て地元ボランティアで敷地内を飾り付けた。使用する電飾や備品は、主に企業や個人からの協賛金やメンバーの負担などで賄われている。2ヘクタールほどある敷地内には、ペットボトルで作ったツリーや、敷地内にある「あづみ野ガラス工房」とコラボしたものなど、さまざまなイルミネーションが彩る。中には、「がんばろう!日本」「絆」などの言葉を電球で作ったものも。市内から訪れたという女性は「毎年の恒例として楽しんでいる。(寒いけど)温かい気持ちになれる」と楽しんでいた。
開催期間は、「国営アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区」=1月15日まで(月曜休園)、「穂高温泉郷 八面大王足湯」周辺・「安曇野の里」=1月31日まで。開催時間は各施設によって異なる。