商店街を題材にした短編映画コンテスト「第4回商店街映画祭 ALWAYS続3松本の夕日」が現在、作品を募集している。
募集は短編映画部門とCM部門の2部門。短編映画部門は、商店街が舞台または映っていることが条件で、15分以内の作品。CM部門は商店、企業、サークル、または個人などの宣伝を行うもので、1分以内の作品。どちらもジャンルは問わない。全作品の中から選ぶグランプリには賞金15万円、準グランプリとCM大賞には3万円を贈る。「最近は携帯電話やパソコンで気軽に映像を撮ることができるので、自由に表現してもらえれば」と同映画祭プロジェクト・プロデューサーの大野善裕さん。
特別審査員には、前回に続き「ALWAYS 三丁目の夕日」の監督で松本市出身の山崎貴さん、テレビドラマの演出や映画監督を手掛ける七高剛さんに加え、まつもと市民芸術館芸術監督の串田和美さんを迎える。3人がそれぞれ選ぶ監督賞も用意する。
同映画祭は来年1月22日にピカデリーホール(松本市大手4)で開催。当日は、応募作品の上映会と授賞式をはじめ、小・中学生を対象とした世界映像コンテスト「キッド・ウィットネス・ニュース グローバルコンテスト」でドキュメンタリー賞を受賞した奈川中学校の「水底の記念写真」なども特別上映する。21日には前夜祭として松本山雅F.C.とAC長野パルセイロの対戦を追ったドキュメンタリー映画「クラシコ」の上映も予定。
今月19日には映像制作のワークショップとプレイベントを行う。ワークショップではCM作品の実演、プレイベントでは過去の作品や招待作品の上映なども行う予定。「いろいろなことを気軽に聞けるいい機会だと思う。映像制作に興味がある方、撮ってみたいけどどうしたらいいか分からない方などに来てもらえれば」と大野さん。
作品の応募締め切りは12月20日。詳しくはホームページで確認できる。ワークショップは19日13時~、プレイベントは19時30分~、同映画祭プロジェクト事務所(大手4、TEL 0263-35-2810)で行う。