長野県内の各地で9月15日の同時刻に地酒で乾杯するイベント「信州地酒で同時カンパイ(乾盃)FES 2011」の参加登録店、一般登録者を募集している。主催は長野県内の蔵元と酒販店でつくる「信州醸熱和酒(じょうねつわしゅ)の会」。
地酒の良さや人とのつながりを再認識して楽しんでもらうことを目的に企画された同イベント。当日18時30分の時報に合わせて、県内各地の飲食店や一般家庭で一斉に地酒で乾杯する。その後、同会が参加登録店に人数を確認、一般登録者数と合わせて集計し、20時に公式ブログ上で参加人数を発表する。後日、参加店全店にノベルティを配布、一般登録者にも抽選でプレゼントを進呈する。
登録店は、飲食店のほか、宿泊施設や蔵元、酒造所なども可能。一般登録は、家族、グループ、事務所などを対象にする。「時報を聞ける場所であれば大丈夫。当日は地元テレビ局が生中継するので、それに合わせてもらっても」と南佐久郡小海町で酒販店「清水屋」を営む同会会長の小山英浩さん。
開催は昨年に続いて2回目。昨年の参加人数は6744人だった。「2回目ということもあって、参加希望店は増えている。まずは昨年も目標として掲げた1万人を達成したい」と小山さん。「今年はいろいろなことがあって、あらためて地方の力が大切だと感じることが多かった。地酒も地方の力の一つだと思う。家族や仲間と一緒に楽しく飲むきっかけとして、気軽に登録してもらえれば」と話す。
参加はファクス(0267-92-3445)またはメールで受け付ける。締め切りは、登録店=9月5日、一般登録=当日正午。問い合わせは清水屋(TEL 0267-92-2044)まで。