松本駅近くに5月22日、イタリアン酒場「al cado(アル・カド)」(松本市中央1、TEL 080-2254-5674)がオープンした。
店舗面積は約14坪。席数はカウンターとテーブル合わせて35席。同店は、ドイツ生ビール専門店「Baden-Baden(バーデン・バーデン)」(大手4)や、イタリア炭火焼料理店「Domanoma(ドマノマ)」(寿北6)の姉妹店。 落ち着いたトーンの赤と茶色を配色した店内で、窓とドアにはアンティークのステンドグラスを使う。「バーデン・バーデン」で7年ほどシェフを務めた本木須弥留さん(28)が店長を務める。
メニューは、パスタやピザ、サラダなどの定番メニューと、その日の「おすすめ」を用意する。定番メニューは、「ボロネーズ(ミートソース)」(1,000円)や「牛ステーキ」(1,600円)、「生ハムサラダ」(1,000円)、「白身魚のエスカベッシュ」(600円)など。「オリーブ」(300円)や「ピクルス」(500円)などのつまみ系も。「おすすめ」は、旬の素材を使った料理を提供する。
ドリンクは「生ビール(ハートランド)」(600円)、「ハウスワイン」(グラス600円、ボトル3,000円)など。カクテルは、8種類のリキュールと11種類のソフトドリンクから自由に組み合わせられ、全て800円で提供する。
本木さんは「バーデン・バーデン」が現在地に移転する前、高砂通りで営業していたときにアルバイトをしていた。同店は移転前の店の雰囲気に近づけたという。「前の店の雰囲気がとても好きだった。自分にとって特別な場所だし、原点に戻るという意味も込めている」。
「自分たちが営業後においしいものを食べたくて始めたようなものかも」と本木さんは笑う。深夜4時まで営業するため同業者の来店も多いという。「真夜中にもかかわらずステーキを食べていく人もいる(笑)。おいしい料理を用意しているので、いつでも気軽にお越しいただければ」とも。
営業時間は18時~翌4時。