松本市のベーカリー「スヰト 縄手店」(松本市大手4、TEL 0263-32-5300)で12月8日、「商店街映画祭」のプレイベントが行われた。
同映画祭は、指定する「商店街」をテーマにした短編映画をコンテスト形式で募集している。松本市出身の「ALWAYS三丁目の夕日」の山崎貴監督も特別審査員として参加、2008年3月30日に上映会を予定している。
当日は、県内の経験豊富な「アマチュア映画監督」の作品を上映。自主映画制作団体「Stud!o yunfat」代表の斉藤新さん、長野県立梓川高校の林教諭、松本市立寿小学校の麻和教諭の作品や、CMプロデューサーの松田隆さんがこれまでに手がけたCM作品が上映された。そのほか、映画音楽を中心にしたチェロとバイオリンの演奏や、実行委員長の河西徳浩さんによるモバイルムービーの実演も。
イベントの最後には山崎監督からの映像メッセージも上映。「今は機材が発達しているので、気軽に撮って、気軽に参加してほしい。頭で考えるよりもすごいものができるかもしれない。でも技巧的なものも見たい…何でもいいので送ってください」との監督のメッセージに、会場から笑いも起きた。
参加者からは「地域で映像を作っている人同士が交流できて良かった」という感想が寄せられた。「このようなイベントをきっかけに、どんどん参加してほしい。新しい角度の『映像の場』になれば。『商店街』という縛りがあるだけで、あとは自由。監督の言うとおり、誰でも気軽に参加してほしい」と河西さんは県内外を問わず参加を呼びかけている。
映画祭への参加申し込みは来年2月10日まで。作品の応募には1作品につき出品料1,000円が必要。入選作品は3月30日に予定している上映・授賞式や同映画祭のホームページで公開される。
商店街映画祭「ALWAYS 松本の夕日」「ALWAYS 松本の夕日」-地元出身監督作品にちなむ映画祭で参加作品を募集(松本経済新聞)