松本でスコッチモルトウイスキーの試飲会-愛好家40人が参加

多くのモルト・ウイスキー愛好家でにぎわう「摩幌美(まほろび)」店内

多くのモルト・ウイスキー愛好家でにぎわう「摩幌美(まほろび)」店内

  • 0

  •  

 ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ(SMWS)日本支部は11月23日、パブ「摩幌美(まほろび)」(松本市中央1 TEL 0263-36-3799)でモルト・ウイスキーの試飲会を行った。

[広告]

 SMWSは1983年英国エディンバラの港町リースで、モルト・ウイスキー愛好家によって設立された。スコットランドの各蒸留所に直接たるを持ち、日本を含めた14カ国の支部、3万人を超える会員にのみ販売している。1993年に日本支部が誕生し、同店のオーナー・堀内貞明さんが日本支部の創始会員ということもあり、都市以外では初めて2002年に松本で試飲会が開催され、今回で5回目を迎える。「SMWSは元々メンバー同士の交流の場として始まった。ウイスキーにはブームがないので、ウイスキー自体を楽しんでもらえる場になれば」と堀内さん。

 会場となった店内には、松本市内のバーテンダーなど愛好家40人以上が訪れた。今年初めて瓶詰めされたものを含む100種類以上のモルト・ウイスキーが並べられ、グループで訪れた常連客は、配布された銘柄リストからテイスティングの順番を念入りに決め、それぞれで回し飲みをして風味を楽しんでいた。東京・日野市から訪れた大石晃士さんは「モルト・ウイスキーはメーカーによっても、その銘柄によってもそれぞれ個性がある。その違いを味わうのが楽しい」と話した。

 「SMWSはコミュニティー。難しい方向で考えるより、こうした機会にいろいろな仲間を作っていただければ」と、店内の様子を見守っていたのは日本支部の元木陽一さん。この日、終了時刻が過ぎるころまで、ウイスキーを通じた交流の輪が広がっていた。

Pub摩幌美ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース