
松本市内のクラフトビールを提供する飲食店を巡るスタンプラリー「マツモト・クラフトビール・ホッピング」が9月15日、始まった。
市内でクラフトビールをたるで提供する飲食店10店が参加。各店でクラフトビールを注文すると、専用スタンプカードにスタンプが押される。全店舗を巡ると、オリジナルグラスがもらえる。各店ではおつまみなどの特典もある。実行委員長で「GO-SHIKI」(松本市大手1)店主の西沢寛佳さんは「クラフトビールが大好きな人も、普段はあまり飲まないという人も、いろいろ試せる機会になれば」と話す。
例年9月に松本城公園で行われている「ビアフェス信州」が、今年は公園内にある旧市立博物館の解体工事に伴い中止になったことから企画した。「お客さんからも寂しいという声がたくさんあったので、何かできないかと考えた」と西沢さん。「ビアフェス信州」の実行委員で「松本ブルワリー」の林幸一社長に相談して協力を得ながら、飲食店有志と実行委員会を立ち上げて、準備を進めてきた。
今月13日~15日には信毎メディアガーデン(中央2)で、13の醸造所のクラフトビールが楽しめるイベントも開催。キッチンカーも出店してにぎわった。
「松本でクラフトビール文化をさらに盛り上げていきたい」と西沢さん。スタンプラリーは来年以降も継続していきたいという。「ようやく少し涼しくなってきたので、町歩きと一緒に多彩なクラフトビールを楽しんでほしい」と呼びかける。
10月21日まで。