
カフェ&キッチン「Bocca」(松本市中央1、TEL 050-8886-0950)が松本・伊勢町交差点にある桂林堂ビル2階に8月17日、移転オープンした。
店舗面積は約9坪。席数はカウンターとテーブル合わせて20席。店内はダークブラウンを基調にくつろげる雰囲気で、大きな窓からは通りの様子も眺めることができる。
看板メニューのカレーは、6時間じっくり煮込んだ「特製ビーフカレー」(1,200円)をはじめ、「トマトチキンカレー」(1,100円)、「2種盛りカレー」(1,400円)、カレーうどん(1,200円)など。ナポリタン(1,000円)、焼きうどん(900円)などサラダが付く麺メニューや、ピザトースト(600円)などスープが付くサンドイッチ系メニューもある。
スイーツは「KINGチョコレートパフェ」、「KING小倉抹茶パフェ」(以上800円)や、「クリームあんみつ」(700円)などを用意する。ドリンクは、ブレンドコーヒー(500円)、カフェオレ(600円)をはじめ、モナンシロップを使った「モナンクリームソーダ―」やシェーク(以上650円)なども。店主の芳澤清美さんは「カレー以外にも喫茶店らしいメニューを充実させた。いずれは季節のパフェなども提供できれば」と話す。
2019年、松本・深志神社近くの路地にオープンした同店。芳澤さんは市内の商業施設で働いていたが、料理が好きだったこともあり、娘の後押しを受け開業した。「路地にある小さな店だったので、まずは始めてみようと思った」と振り返る。営業にも慣れ、「もう少し人通りの多い場所を」と考えて物件を探したという。「前の店は窓も少なく、外の様子が分からなかった。ここは天気の移り変わりを感じられる」と笑顔を見せる。
現在もビールは提供しているが、今後は営業時間を延ばしてアルコール類も充実させたいという。店内でのイベントも企画し、13日は第1弾としてライブを開催する。「店が広くなった分、いろいろなことに挑戦できる。これまでのお客さんにも新しいお客さんにも楽しんでもらえる店にしていきたい」と意気込む。
営業時間は11時~18時。火曜・水曜定休。