
松本市で開催中の「セイジ・オザワ松本フェスティバル(OMF)」を歓迎する吹奏楽パレードが8月24日、中心市街地で行われた。
パレードは地元の小中学生を中心に大学生や社会人など、39団体、約1500人が参加。OMFのロゴマークが入った帽子やポロシャツ姿で、「YMCA」「ミッキーマウスマーチ」など定番曲をはじめ、「アンパンマン」などアニメのテーマ曲、Jポップなどを演奏した。
伊勢町通りのMウイング前から松本城までの約1キロを行進。沿道は写真や動画を撮る人や手を振って応じる人の姿が見られた。例年、松本城本丸庭園で開催している合同演奏会は、暑さ対策のため行わなかった。
世界的指揮者の故・小澤征爾さんが恩師である故・斉藤秀雄さんの名を冠して1992(平成4)に「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」を創立。2015(平成27)年にOMFとなった。今月11日に開幕し、9月9日までオーケストラコンサートなど多彩な音楽プログラムを展開する。オーケストラコンサートBプログラム(8月31日公演収録予定)を上映する「スクリーンコンサート」は9月15日、Mウイングで行うほか、県内外でも開催を予定する。