
飲食イベント「松本サマーフェスト2025」が8月21日、松本市の花時計公園(松本市中央2)で始まった。
27の多彩な飲食ブースが出店。公園内にテントや長テーブルを設置し、約800席を設ける。「アルコブロイ」「ケストリッツァー」などのドイツビールのほか、「安曇野ブルワリー」「HAKUBA CRAFT」といった地元クラフトビールも用意する。ビールの提供は、購入時にグラス代金(1,000円)を預かり、グラス返却時に返金するデポジット制。ビール以外に、ワインやカクテル、ノンアルコールドリンクも取りそろえる。
地元飲食店が中心に提供するフード類は、ソーセージやギョーザ、ラーメンやピザなどのほか、かき氷やソフトクリームなどのデザートも。中町商店街振興組合による縁日屋台もあり、大人から子どもまで年代問わず楽しめるよう工夫する。実行委員長の松田富士人さんは「会社帰りの一杯だけではなく、家族で来ても楽しめるように意識している」と話す。
ステージでは地元アーティストによるライブを開催。周辺店舗で11月までサービスを受けることができるガイドブックも配布する。
前身の「オクトーバーフェスト」から数えると17回目となる同イベント。初日は平日にもかかわららず多くの人でにぎわった。近年は外国人観光客の姿も増えたという。「地元の食文化を幅広く知ってもらえるように、盛り上げていきたい」と松田さんは意気込む。
開催時間は17時~21時(土曜・日曜は11時から)。9月1日まで。