
生成AIを活用してさまざまな体験をする「AIわくわくクリエイト教室」が7月27日、松本・繩手のコワーキングスペース「SWEET WORK」(松本市大手4)で開催される。
「アイデアを形にする」をテーマに、生成AIを用いてさまざまな体験を行う。指示の出し方を工夫して、文章を書いてもらったり、画像を作ってもらったりしながら、オリジナルゲームを完成させることを目指す。対象は小学3年生から中学3年生。事前にGoogleアカウントを取得し、当日はノートパソコンまたはタブレットを持参する。主催する「UseAI」の東祐太朗さんは「夏休みの自由研究のヒントになるかもしれない。これまで使ったことがないという人も気軽に参加してほしい」と話す。
「UseAI」は、同スペースを利用する3人が今年5月に立ち上げた。月に1回、AIの活用方法などを共有する勉強会を開いている。メンバーの一人、原怜磨さんは「ネット上には、AIに関する情報があふれているが、リアルな場で知見をシェアすることでより可能性が広がると考えた」と振り返る。勉強会で「子どもたちがデジタルに触れる機会」について話し合い、同イベントを企画した。
東さんが初めてパソコンに触ったのは小学3年生の時だったという。「当時はホームページを作るなんて難しくてできなかったが、今はAIと一緒に作ることができる。アイデアを形にすることの面白さ、ものづくりの楽しさを感じてもらえれば」と呼びかける。
開催時間は10時~12時。定員は10人。参加無料。予約はウェブで受け付ける。