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松本で「アーバンスポーツ体験会」 中学生の部活地域移行、選択肢の広がりを

3種目の体験ができる

3種目の体験ができる

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 松本市は、中学校の部活動にない新しい種目を体験する「アーバンスポーツ体験会」を3月29日、松本市中央公民館・Mウイング(松本市中央1)で開く。

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 市は2024年度から段階的に、公立中学校の部活動を地域クラブに移行している。2025年度内には休日のみ、2026年度内には平日も含めて中学校での部活は廃止し、地域クラブに移す計画。地域クラブの総称を「まつもと子どもチャレンジクラブ(通称・まつチャレ)」とし、現在は約40団体が登録。サッカーやバスケットボールのほか、ラグビー、和太鼓、子ども麻雀教室などもある。市教育委員会教育政策課の千賀康孝さんは「多彩な市民活動が行われている松本の特徴を生かして、これまで大人だけで活動していたクラブや企業の取り組みに中学生も参加できるようにしていければ」と話す。

 移行に向けて、指導者向けの研修会の開催や各種補助金制度を設けるなど環境整備を進めており、同イベントもその一環として企画した。当日は、交互に回る2本の縄を飛ぶ「ダブルダッチ」、3人制バスケットボール「3X3」、「KENDAMA(けん玉)」の体験を用意する。「子どもたちがやりたいことを地域全体で支えていく仕組みづくりを市民の皆さんと進めていきたい。まずは、誰でも気軽に楽しめるアーバンスポーツを知ってもらう機会になれば」と呼びかける。

 開催時間は11時~15時。参加無料で、申し込み不要。室内用シューズ、動きやすい服装、水分が取れるものを持参する。

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