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「アーティストバンクまつもとメッセ」初開催 文化芸術を担う人材知る機会に

「イッカデサーカス」のパフォーマンス

「イッカデサーカス」のパフォーマンス

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 松本市にゆかりのあるアーティストがパフォーマンスや作品展示を行う「アーティストバンクまつもとメッセ」が2月19日、信毎メディアガーデン(松本市中央2)で開催された。主催は松本まちなかアートproject実行委員会。

演奏を披露したアーティストも

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 市は2017(平成29)年、文化芸術を担う人材育成策の一つとして、市にゆかりのあるアーティストの情報を集積し、「アーティストバンクまつもと」として公開。現在、96の個人・団体が登録している。

 当日は11組が参加。楽団やフルート、ハンドベル奏者などが演奏し、司会も登録者の一人、浜中弘樹さんが務めた。花をアップサイクルした作品やデジタルアートの展示も行われた。

 サックスとピアノの2人組「Couleur Duo(クルールデュオ)」は、1曲ずつ説明を交えながら演奏。普段はクラシックが多いと話しつつ、日本の曲や十八番というカーペンターズの曲なども披露した。

 「まつもとジャグリングクラブ&イッカデサーカス」はサーカスアーティスト・金井ケイスケさんが家族3人で出演。参加型パフォーマンスで、観客もタップダンスに合わせて手拍子したり、リングを投げたりして盛り上がった。

 同イベントは、「アーティストバンクまつもと」登録者の発表の場を設け、アーティストバンクの周知を図りたいと初めて企画した。事務局の市文化観光部文化振興課の長谷川凌さんは「まずは市内でどのような人が活動しているのかを知ってもらい、活用してもらう機会を増やしていければ」と話す。

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