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松本パルコに「カンロ」ポップアップストア 5割の商品生産する「地元」でPR

カラフルなパッケージのアイテムが並ぶ

カラフルなパッケージのアイテムが並ぶ

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 「カンロ飴(あめ)」や「ピュレグミ」などを扱う「カンロ」(東京都新宿区)の限定商品を販売する「Kanro POCKeT(カンロポケット)POP UP ストア」が現在、松本パルコ(松本市中央1)1階特設会場で開催されている。

焼き菓子のプレッツェル型をイメージした「グミッツェル」

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 オンラインショップ「カンロポケット」や、東京駅構内や原宿にある直営店「ヒトツブカンロ」でしか購入できない商品など13種類を販売。外はパリッと、中はしっとりした食感の「グミッツェル」や、グミッツェルから派生したマシュマロ「mofuwa」のほか、夜空をイメージした青色の丸いラムネと星形のラムネ「ホシフリラムネ」、ミズクラゲをモチーフにした「シークラゲグミ」など、カラフルなパッケージのアイテムが並ぶ。

 2022年にスタートしたサステナブルライン「ヒトツブカンロearth」のアイテムも用意する。「リ ミカングミ」(600円)は、「清見みかん」を搾った後に残る繊維質「清見パルプ」を活用。製造工程の中で変形やひびが生じたグミッツェルを4枚セットにした「グミッツェルU(ユー)」(600円)は試験的に販売し、今後、食品ロス削減の取り組みとしての展開を目指す。

 カンロは1912(大正元)年創業。1959(昭和34)年、松本工場を出川町に設立し、1982(昭和57)年に笹賀へ移転した。2010(平成22)年には朝日村に工場を新設。湿度が低いことがあめの生産に向いているといい、現在、3カ所の生産拠点のうち2カ所を広域松本圏に置く。生産量は2工場合わせて、1日にあめ約17トン、グミ約32トンで、同社の商品のおよそ半分を占めるという。

 1992(平成4)年からは毎年、松本市と朝日村に商品を寄贈。「松本あめ市」への出店や、地元小学校の工場見学の受け入れなど、地域に向けた健康増進や食育、「糖に対する正しい知識」の普及に取り組んでいる。

 「あめ市」の時期に合わせたポップアップショップは、昨年に続いて2回目。期間中は2工場に勤務するスタッフも店頭に立つという。同社経営企画本部サステナビリティ推進部部長の松葉透さんは「カンロの商品がこの地域で作られていることを、より多くの方に知ってもらう機会にしたい」と話す。

 開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。13時まで「グミッツェル」シリーズの購入にはLINEで配布するデジタル整理券が必要。1月15日まで。

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