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松本・中央に博多もつ鍋店 多彩な「博多名物」と鉄板焼き楽しんで

もつ鍋や鉄板焼きを中心に、博多の名物料理を提供。「外食の選択肢の一つとして選んでもらえる店にしたい」と高橋さん

もつ鍋や鉄板焼きを中心に、博多の名物料理を提供。「外食の選択肢の一つとして選んでもらえる店にしたい」と高橋さん

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 もつ鍋や鉄板焼きを提供する「博多もつ鍋と鉄板焼き 宮澤」(松本市中央1、TEL 0263-88-5146)が松本駅近くに5月29日、オープンした。

店舗外観

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 中町通りにある「広島お好み焼きと鉄板焼き 宮澤」の姉妹店。店舗面積は1階と2階合わせて約25坪。席数はテーブルとカウンター、個室を合わせて30席を設ける。蔵造りの建物で親しまれていた豚カツとカレーの店「たくま」の跡で、3月まで営業していた定食居酒屋を改装。店内の柱や床はそのまま生かし、壁紙を白く塗って仕上げた。

 2人前から注文を受けるもつ鍋は、「しょうゆ味」「みそ味」(1人前1,800円)のほか、2種類を楽しめる「ハーフ&ハーフ」(同1,900円)を提供。それぞれのスープには、甘みがあるという九州のしょうゆとみそを使う。具は、定番のキャベツやごぼう、ニラ、豆腐のほか、こんにゃくも入れる。締めは雑炊(450円)と、福岡県の製麺所から仕入れる「ちゃんぽん麺」(400円)を用意する。

 鉄板焼きは、「焼きポテトサラダめんたいチーズ」(820円)や「めんたいとろろの鉄板焼き」(980円)をはじめ、生卵を付ける「まかないつけ焼きそば」(1,080円)、「エビと帆立のガーリックバター」(1,400円)など7種類。「牛酢もつ」(680円)や「博多ふくいちの炙(あぶ)りめんたいこ」(780円)などの一品料理もある。アルコールはビールやハイボール、サワー、ワインなど幅広く用意。国産のレモンを使った「宮澤の生レモンサワー」や季節に合わせた日本酒や焼酎も。

 経営は市内で美容室「BELPA(べルパ)」を運営する「べルパーム」(大手2)。2022年に飲食事業部を立ち上げた。オーナーの高橋亮太朗さんは当初から多店舗展開の構想を持っており、「日本各地の名物料理を味わえる店を作り、松本の町をさらににぎやかにしたい」と話す。以前から物件を探していて、1店舗目と同じ蔵造りだったことから、「イメージに合う」と出店を決めた。店長の中藤大輔さんはオープンに先立ち博多のもつ鍋店で修業し、現地の味を再現している。

 女性や外国人客が多い1店舗目に比べ、男性客が多いという。高橋さんは「外食の選択肢の一つとして選んでもらえる店にしたい。もつ鍋の持ち帰りセットも用意したので、家でも店の味を楽しんでもらえたら」と力を込める。

 営業時間は17時~22時30分(日曜・祝日は16時~21時30分、いずれもラストオーダー)。水曜定休。

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