異種業種のメンバーが集まり、昼食をとりながら情報を交換する「パワーランチ」が1月17日、南松本の和食ダイニング「蔵っ人」(松本市南松本2、TEL 0263-28-7890)で行われた。
「パワーランチ」とはもともとシリコンバレーの起業家たちが、投資家をランチに招き、食事を取りながらプレゼンテーションしていたもの。現在では広い意味でとらえられ、ランチタイムに行うビジネスミーティングや異種業種の情報交換の場として全国各地で行われている。
今回のパワーランチは、松本市の会社員・古畑正樹さんが主催した。SNS「mixi(ミクシィ)」の地域コミュニティーで参加を呼びかけ、集まった12人が料理を囲んで仕事やプライベート、「mixi」の話などで盛り上がった。参加者の職業もさまざまで、普段はなかなか会う機会がない職種同士での話も。以前から「mixi」を通じて面識があった人もいたが、「名刺を交換して、初めてフルネームや仕事を知った」と言う声もあるなど、終始和やかな雰囲気での昼食となった。
開催は、古畑さんが昨年秋ごろテレビで「パワーランチ」を知り、興味を持ったことがきっかけ。「以前から、松本の若い人たちが横のつながりを持てればいいと思っていた」(古畑さん)。2年ほど前に長野の「mixi」の地域コミュニティーのオフ会に参加、その後は自ら主催して行うようになった。「いつものオフ会はお酒も入ってプライベートな話になりがち。いつもと違った、役立つ情報交換などができれば」(同)と前向きな場づくりを目指す。
終了後、「盛り上がって良かった」と笑顔をみせた古畑さん。「多くの人に参加してもらえるよう、休日平日問わず、できれば月1回くらいのペースでやっていきたい」とも。
次回の開催は2月9日を予定。参加は、「mixi」コミュニティーの「パワーランチ☆松本」で受け付ける。