信州プロレスの松本初興行が10月28日、長野県内外の地場産品の展示即売と伝統行事を中心とした「信濃の国楽市楽座 in 国宝松本城」のイベントのひとつとして行われた。
信州プロレスは「社会人によるプロレスごっこをする集団」で、今年5月に旗揚げ。以降、県内唯一にして「最高のエンターテインメント団体」として、「明るく、楽しく、安全第一」をモットーに、県内を興行して回っている。
今回は、松本城公園内に野外特設リングを設営。前日は雨で興行中止となったため、その分も含めた5試合が、晴天のもと行われた。駄菓子を配りながら登場し、子どもに人気の「蟹K☆NKG(かにキング)」選手やモンゴル帰りという設定で浴衣姿の朝漂流選手、野球のユニホーム姿でバットを手にした番長清原選手など、個性豊かな選手が続々と登場。笑いあり、本気の格闘あり、観客も参加しての攻撃ありという試合に、会場は大いに盛り上がった。最後はレスラー全員がリングに上がり、代表のグレート☆無茶選手が「長野を元気にしたい。元気な松本にもまた来たい」というあいさつの後、観客も一緒に「1、2、3、信州!」「アップル!アップル!」でイベントを締めた。