長野県安曇野市で陶磁器を中心に扱う生活雑貨の店「nagi(ナギ)」を営む阿久津さん一家が、家族4人でそれぞれ違う素材を使った作品展を10月5日~29日、ギャラリー「Gargas」(松本市深志3、TEL 0263-39-5556)で開催している。
シンプルな食器などをメーンで扱う「nagi」は、さまざまな作家の作品を取り扱う。同展ではパネルを持ち込んで白い部屋が作られ、nagiの持つ世界をそのままに表現した。白いテーブルの上にランチョンマットと皿と木のスプーンのセットを向かい合わせに対で置き、まるでそこでそのまま誰かが生活をしているかのような空間を展開している。
主人・真希さんは主に陶器のもの、妻・めぐみさんは絵、父・正直さんは木の器やカトラリー、母・清子さんは麻布のバッグや服と、一家でそれぞれに作った作品が空間と調和し、共に生活している家族が作り出す優しい自然な雰囲気が味わえる。作品はその場で購入できる。
営業時間は11時~20時。火曜と毎月第1・3月曜定休。入場無料。10月29日まで。