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松本山雅が新体制発表会 悔しさ胸に、サポーターと共にJ1復帰目指す

1800人のサポーターが大きな声援を送った

1800人のサポーターが大きな声援を送った

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 松本山雅F.C.が1月22日、まつもと市民芸術館(松本市深志3)でシーズン新体制発表会を開き、反町康治監督やコーチ陣と全30選手が意気込みを語った。

新ユニホームのお披露目も

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 神田文之社長は、昨シーズンあと一歩で昇格を逃したことを振り返り、「あの瞬間から本日まで非常にいい準備ができた。より質の高いサッカー、環境の充実に力を入れる」とあいさつ。マスコットキャラクター・ガンズくんと共に今シーズンのスローガン「One Soul 雷鳥奮迅!」を発表した。その後、アンバサダーの柿本倫明さんが登場し、自身のアルティスタ東御への派遣と、後任を昨シーズン限りで引退した鉄戸裕史さんが務めると告げた。鉄戸さんは「これまで受けた恩や力を、選手とは違うかたちで皆さんに届けていきたい」とあいさつ。2人は握手を交わした後、そのまま手をつないで退場した。

 選手は、コールや握手、タッチに迎えられて一人ずつ入場。反町康治監督が「悔しい思いを原動力として、昨シーズン以上、2位以上を目指す」と目標を掲げると、大きな拍手が起こった。田中隼磨選手は「これ以上、このチームに悔しい思いは必要ない。魂を込めて一緒に戦ってください」、飯田真輝選手は「とうとう(在籍が)一番長くなった。僕の知っている山雅を新しい選手に伝えていくことも使命だと思う」と抱負を語った。2年ぶりの同チーム復帰となる村山智彦選手と谷奥健四郎選手は「ただいま松本!」と叫び、会場を沸かせた。

 武井択也選手は「この髪型のことを昨年は飯田(選手)や、(俳優の)斎藤工と言ったが本当は…」といったん袖に引っ込み、ほうきと棒を持って登場。「葉加瀬太郎として頑張ります」と言い放った後、ほうきは工藤浩平選手、山本大貴選手へとリレーされ、各選手、一発ギャグを強いられた。会場は、時には微妙な空気に包まれながらも終始和やかなムード。詰め掛けた約1800人のサポーターの笑いや拍手、声援で盛り上がった。

 来場者から募った質問に答えるコーナーでは、呼び方や移籍を決めた理由などについて選手が回答。ライバルなどについて問われた反町監督は「先輩や後輩が率いるチームもあり、非常に楽しみだし、分析することで勉強にもなる。ただ、試合は絶対に勝つ。0-5では負けない」と答えた。

 チームはこの後、静岡、鹿児島などでキャンプを行い、2月26日にニッパツ三ツ沢球技場(横浜市)で横浜FCと開幕戦を行う。

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