信州プロレスリングの塩尻初興行となる「塩尻GENBAまつりマッチ2008」が7月26日、イトーヨーカドー塩尻店前特設リングで行われる。

　信州プロレスリングは「社会人によるプロレスごっこをする集団」で、昨年5月に旗揚げ。以降、県内唯一にして最高のエンターテインメント団体として「明るく、楽しく、安全第一」をモットーに、県内を興行して回り、旗揚げから40近い試合を行っている。中信地域では昨年10月に行われた松本城での興行に続いての開催で今回が「県内最南端」となる。

　塩尻市在住のヒロマティ選手が、兄夫婦の経営する居酒屋で今年2月、青年会議所のメンバーから「信州プロレス、塩尻でもやってよ」と声をかけられたことがきっかけとなり今回の興行が実現した。同団体所属で唯一の中信地域在住となるヒロマティ選手はデビューしてちょうど1周年を迎える。塩尻市から道場のあった千曲市まで通い、今年6月に長野市に移転してからも週2回通って練習に励んでいる。最近は街で声をかけられることもあると言い、「（2月に話が持ち上がってから）あっという間にもう試合、という感じ。いつも以上に気合を入れて頑張るしかない」と意気込みをみせる。

　代表のグレート☆無茶選手は「あまり中信や南信で試合をする機会がなく…塩尻は初めてだけど、非常に楽しみ。ぜひ一度、見てもらえたら」と話す。今後も今年6月にオープンした信州プロレスアリーナ（長野市）を中心にイベントを予定している。「『長野を元気にしたい！』をスローガンに頑張る社会人のプロレスごっこを楽しんでもらえたら」（グレート☆無茶選手）。

　試合開始は16時40分。入場無料。

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