松本市内のクラフト情報を発信する「クラフトのまち・まつもと実行委員会」が町歩き用マップ「まつもとクラフトナビマップ」を作成し、配布を開始した。

　クラフト作品を扱う市内のギャラリーやショップ、公共施設のほか、実際に作品を見たり使ったりして楽しめるカフェ・飲食店34店を紹介。A3判の両面カラーで、表面に地図を、裏面に店舗の住所・営業時間・定休日などを掲載する。

　同委員会はウェブ制作会社タナカラ（松本市中央3）が中心となり、NPO法人松本クラフト推進協会、市内のギャラリーや飲食店が参加。「日々の暮らしにクラフトを－クラフトがそばにある街づくり」をコンセプトに、2011年から活動を始め、ウェブサイト「まつもとクラフトナビ」などで情報発信を行っている。

　これまでにもマップやフリーペーパーを制作。「工芸の五月、クラフトフェアと松本がにぎやかな季節。イベント期間中はもちろん、普段の町歩きのお供にもしてもらえれば」と同実行委員長の山口敦子さん。昨年リリースしたアプリのアップデートも、近日中に予定している。「いつでもどこでも、最新の情報をチェックできるウェブサイトやアプリ、そして松本を訪れたときに手にして町歩きの参考にできるマップ。それぞれの特徴を生かして多くの人に、松本の魅力を伝えていきたい」とも。

　同マップは参加店や市観光情報センターなどで無料配布中。ホームページでもダウンロードできる。