松本シネマライツ(松本市高宮中、TEL 0263-24-0122)で2月11日、映画「ジョーカーゲーム」の舞台あいさつが行われ、入江悠監督と主演を務めるKAT-TUNの亀梨和也さんが登壇した。
同作品は、柳広司さんの同名小説を映画化。第2次世界大戦前夜を舞台に、亀梨さん演じる陸軍士官の青年が新米スパイとして世界を揺るがす機密文書を奪取するという極秘のミッションに挑む。
公開前からファン参加型のキャンペーンを展開し、先月31日にポイント上位13劇場から「御礼舞台あいさつ」を行う劇場を亀梨さん本人が抽選。当初、1劇場のみの予定だったが、急きょ追加で「敗者復活抽選」が行われ、同館での実施が決まった。
舞台あいさつは計4回行われ、約1000人が集まった。4回目には、一人で登場した入江監督が「亀梨さんは既にこの会場に潜入している」と話し、会場全体がざわめいた。前方に待機していた警備員二人のうち一人が亀梨さんだということが明かされると、観客からは歓声が。警備員服でメガネをかけ、口ひげとあごひげを付けた姿に会場からは「外して」「取って」との要望が上がり、亀梨さんはそれに応じながら外し、「髪がペタンコなので…」と言いつつも最後は帽子も脱いだ。
観客動員数が40万人を突破したことを受け、「公開10日あまりで、多くの方に見ていただいたことに感謝したい」と亀梨さん。入江監督は1年前はちょうど撮影していたと振り返り、「大変だった撮影のことを思うと感慨深い」と話した。その後、このまま亀梨さんが上映を一緒に見るということが伝えられると、会場は騒然。「お客さんと一緒に鑑賞したいという願いがかなった」という亀梨さんは、観客をバックにして記念撮影を行った後、客席で入江監督と共に鑑賞した。
同作品は現在、同館とアイシティシネマ、長野グランドシネマズなど県内6劇場で上映している。