松本大学(松本市新村)の学生と松本市民有志らでつくる「まつもと城町市民コンシェルジュ」が、市内の酒蔵6社の日本酒を使ったチョコレート「日本酒チョコレート~松本蔵巡り 純米吟醸食べくらべ」を共同開発し、販売を始めた。
同商品は縦横約1センチ、長さ約3.5センチの角柱形チョコレートの6本セット。善哉酒造(大手5)、亀田屋酒造店(島立)、大信州酒造(同)、岩波酒造(里山辺)、奥沢商会(中央2)、笹井酒造(島内)の6蔵の純米吟醸をそれぞれ練り込み、市内のショコラティエが手作りした。
パッケージには歴代松本城主の6家紋をあしらい、「松本らしさ」を演出。同封する商品説明カードではそれぞれの酒蔵や家紋を紹介し、外国人観光客向けに英語表記も入れる。
同大学の観光ホスピタリティ学科の白戸ゼミの学生と、同団体の取り組みは昨年に続き2回目。参加する蔵は倍になり、昨年は120個だった販売個数も1500個に増やした。「今回は『松本土産』を意識した。取扱店も順次増やしていきたい」と同団体代表の大森女礼さん。「この季節の定番土産にしていければ」とも。
価格は2,000円。市内の井上百貨店、アイシティ21(2月7日・8日、学生たちによる販売)などのほか、インターネットでも販売する。