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松本のホテルでNゲージジオラマ展示-鉄道の日に合わせ操作体験も

Nゲージジオラマの展示

Nゲージジオラマの展示

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 松本のホテル「ブエナビスタ」(松本市本庄1)のロビーで現在、Nゲージジオラマの展示が行われている。

鉄道の日にはNゲージを走らせるイベントを開催

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 展示はアルピコ交通上高地線をイメージし、同線の「なぎさトレイン」を配置。松本城や新島々駅、同ホテル以外にもアップルランドデリシアなどグループの関連施設を置き、松本の風景を作り上げている。松本電鉄時代の懐かしいバスや、松本-新宿間を走る草間彌生さんデザインの高速バスのミニカーも。

 ジオラマは市内のレール&ホビーショップ「ティ&ティ」(村井町南1)に技術指導を受け、同ホテルスタッフが制作した。「構想18カ月、制作期間は3~4カ月という大作」と同ホテル広報担当の中島亮さん。先月から展示を開始し、国内外の宿泊客からも好評だという。

 14日の「鉄道の日」には、Nゲージを走らせる体験イベントを開催。平日にもかかわらず50人以上が訪れた。イベントに合わせて新幹線700系のぞみやE7系が走るジオラマも特別に用意。持ち込んだ車両を走らせる人や、アルピコ交通の制服を着用して記念撮影をする子どもたちなどでにぎわった。

 「海外や県外からのお客さまに、松本の良さ、雰囲気が伝われば」と中島さん。ロビーでは定期的に地元の企業が作っているものを紹介する企画も開催。現在はIHIシバウラ(石芝1)の「デッキバン型消防車」を展示する。4年前から始めた、同ホテルの特製カレーを振る舞う「5円(ご縁)カレー」イベントも10月19日に予定。「地域の人たちにとっても足を運ぶきっかけになればという思いもある。今後も松本を知ってもらう企画や、松本の人たちに喜んでもらえるイベントができれば」

 Nゲージジオラマの展示はいつでも見学できる。

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