松本の西堀公園近くに8月4日、和食店「凪(なぎ)」(松本市大手2、TEL 0263-31-3998)がオープンした。
1階はカウンター、テーブルのほか、2つの個室を用意。2階は座敷でグループでも利用できる。席数は合わせて30席。
料理は旬の食材を取り入れ、米や肉は信州産のものを中心に使う。季節のおすすめ料理は現在、「冷やし冬瓜(とうがん)西京煮」、「焼きなす胡麻(ごま)クリーム」(以上600円)、「冷やし茶わん蒸しスッポン仕立て」、「たこ柔らか煮」(以上800円)など。ほかに、「信州サーモンの薫製サラダ」(880円)や「お刺し身盛り合わせ」(1,600円~)などの一品料理も提供する。コース料理は、「くずし会席膳」(3,000円)、「季節会席」(4,000円~)。
アルコールはビール、ハイボール、日本酒、ワインなどを取りそろえる。日本酒は地酒が中心で、「美寿々(純米吟醸)」(650円)や「御湖鶴(金紋錦純米)」(700円)などを用意する。
店長兼料理長の関裕之さんは松本出身。大阪の専門学校を卒業して10年ほど修業した後、地元に戻ってきた。上高地のホテルで総料理長を務めた後、同店へ。「いつかは自分の店を持ちたいという思いはあった」と関さん。オーナーの知人を通じて話を聞き、「タイミングが良かったので決めた」という。
「和食は幅広い年代の人に好まれる。年配の方にもぜひ利用してほしい」と関さん。今後はランチ営業も予定する。「ゆくゆくは仕出しやおせち料理など、これまでの経験を生かした料理も提供できれば」とも。
営業時間は17時30分~23時。日曜定休。