松本・中央、高砂通り近くに2月22日、クラフトビールとワインの店「福岡キッチン」(松本市中央2、TEL 0263-87-8524)がオープンした。
店舗面積は17坪で、席数はカウンターと個室テーブル(要予約)を合わせて最大16席。6人収容のスタンディングスペースも設ける。蔵造り風の店舗は、白を基調に木目を生かした落ち着いた雰囲気が特徴。店のロゴは店主・福岡道弘さんの友人の書道家が手掛けた。
長野を代表するクラフトビールを日替わりで提供。4種類仕込むことができるビールサーバーには、現在「ヤッホーブルーイング」「オラホビール」などをセット。ワインも各種取りそろえる。「時期や料理に合わせて都度おすすめしている」と福岡さん。地元産の日本酒やウイスキーなども。
常に新鮮で飽きのこないようグランドメニューは用意せず、和洋折衷の料理を、季節の素材で提供する。現在は「タケノコの木の芽しょう油焼き」「信州産鹿モモ肉のステーキ赤ワインソース」などで、「どんなドリンクでも相性が良く、いつ来ても楽しんでもらえるよう『生きたメニュー』を心掛けている」。客単価は約3,000円を見込む。
福岡さんは26歳から飲食業に携わり、自分が理想とするもてなしの形を実現するために独立。「せっかく来ていただくのだから、最後まで気持ちよく過ごしてほしい。お客さまの期待をいい意味で裏切れたら」と話す。「ビールが苦手な方も、いろいろな種類を少しずつ試して、自分に合ったスタイルを見つけてほしい」とも。
営業時間は18時~翌3時。