プレスリリース

宮崎県日向市・東郷地域での新たな交通体系の導入に向けた、方針策定に関する業務委託契約を締結

リリース発行企業:オムロン株式会社

情報提供:

オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長:四方 克弘、以下OSS)は、宮崎県日向市・東郷地域において公共ライドシェア等の新交通体系の導入に向けた、導入基本方針策定に関する取り組みを開始しました。東郷地域における新たな公共交通手段の導入検討に向けた取り組みの一環で、OSSは日向市と連携して取り組むことで、日向市全体での人の移動の活性化を見据えた「持続可能な公共交通の構築」に挑戦します。

                       本取り組みの目指す姿

現在、地方都市では、自治体財政の制約や人手不足を背景に、地域交通サービスの維持が難しくなっており、住民の移動手段が確保できない、「交通空白」の課題が各地で顕在化しています。宮崎県北部に位置し、お倉ヶ浜海岸などの美しいビーチや日向灘の絶景、新鮮な海産物や農畜産物など多彩な地域資源を有する「日向市」も例外ではなく、バスやタクシーなど既存の公共交通は、少子高齢化や運転手不足により将来的な維持が懸念されています。こうした課題に対応する手段として、地域住民による自家用車など地域内の既存資源を活用するシェアリング型の移動サービスが、持続可能な地域交通の有力な選択肢として注目されています。

この度OSSは、宮崎県日向市・東郷地域における新交通体系導入に向けた基本方針の策定について、日向市と業務委託契約を締結しました。これは、同地域で抱える公共交通の課題において、住民と共に持続可能な地域交通のあり方を検討し、具体的な方針の策定を目指す取り組みとなります。具体的には、地域住民や交通事業者などを対象とした公共交通に関するヒアリング、住民との座談会の開催、さらに乗車体験会など実際の移動体験を通じたフィードバックの収集などを通じて、多様な視点を反映した交通ビジョンを構築します。これにより、東郷地域における新たな移動手段の導入検討を加速させるとともに、東郷地域に留まらず日向市全体における人の移動の活性化を通じた、地域の持続的な発展への貢献を目指します。

OSSは、約60年にわたる公共交通ソリューションの提供を通じて培ってきた業界知見・技術により、交通空白の課題解決に向けたソリューション提供を加速させ、持続可能な地域社会の創生に貢献します。

■本契約における具体的な取り組み


■OSSの提供する公共ライドシェア「meemo(ミーモ)」
地域での交通空白の課題解決に向け、OSSでは2019年から公共ライドシェア「meemo(ミーモ)」を提供しています。本サービスでは、公共ライドシェア導入に向けた調査から運用・改善まで、まるごとサポートすることで、安心して利用できる公共交通の新しい選択肢としての定着を目指す、地元課題に寄り添うサービス提供を進めています。

■自治体様向け「meemo」事業資料と公共ライドシェア相談窓口について
「meemo」の導入をご検討の自治体様向けにサービスの詳細をご紹介する資料と、全国自治体様の公共ライドシェアサービス導入を支援する相談窓口を開設しております。
・「meemo」事業資料(ダウンロードリンク):https://meemo.jp/download
・公共ライドシェア(自家用有償旅客輸送)の相談フォーム:https://forms.office.com/r/ia5YxCh07E

オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社について
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社は、これまで独自のオートメーション技術により、自動改札機などの駅務自動化システムをはじめ、世界初・日本初の社会公共システムを数多く生み出してきました。これからも労働力不足やエネルギー、レジリエンスなどの社会課題をいち早く捉え、IoT・AI・ロボティクスなどの最先端技術、ソフトウェア、運用・保守のトータルサービスでソリューションを構築し、安心・安全・快適な社会づくりに貢献します。

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