リリース発行企業:オイシックス・ラ・大地株式会社
食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社の投資子会社Future Food Fund株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:松本浩平、以下 Future Food Fund)が運営するフード・アグリ領域に特化したCVCファンド「Future Food Fund 2号」 (※1)は、全国規模できのこや青果、果樹生産を展開する農業生産法人 株式会社栄農人(本社:長野県諏訪郡富士見町、代表取締役:柳澤孝一、以下 栄農人)へ、2026年3月に新規投資を実行いたしました。
本件は、Future Food Fundにおける第40号投資案件であり、当ファンドとして初めての本格的な農業生産法人への投資となります。今後も食・農の領域でチャレンジするスタートアップ企業へ、更なる投資を行ってまいります。 (※1: Future Food Fund 2号投資事業有限責任組合)

■「マーケットイン」×「若き組織力」で、日本の農業課題を突破する栄農人
現在、日本の農業は生産者の高齢化や労働力不足といった構造的な課題に加え、気候変動による生産の不安定化という深刻な状況に直面しています。
栄農人は「日本の農業にエナジーを」という理念のもと、全国で200haを超える生産基盤を有し、大手小売りや外食チェーンのニーズに直接応える「マーケットイン型」の販売モデルを構築。通年での安定供給と高い収益性を両立する農業モデルを確立しています。また、収穫当日の納品・翌日着を実現する独自のコールドチェーン網は、小売現場から強固な信頼を獲得しています。
さらに特筆すべきは、従業員の平均年齢が約26歳という次世代を担う若い組織力です。体系的な人材育成と教育評価体制を整備し、若手人材が志を持って躍動できる企業文化を実践しています。

■出資の背景と今後の展望:アグリテックの実証フィールドとしての価値共創
Future Food Fundは、栄農人の高い生産管理能力、直接契約を軸とした強固な販売網、そして何より「次世代の農業従事者が誇りを持てる魅力的な産業へと進化させる」という経営ビジョンに強く共感し、今回の出資を決定いたしました。また、栄農人が目指す株式上場(IPO)への挑戦は、日本の農業界における新たな成長モデルの提示になると確信しています。
本出資を通じて、Future Food Fundはオイシックス・ラ・大地をはじめとする多角的なLP企業のネットワークを活用し、栄農人の事業スケールを支援します。同時に、栄農人の広大な生産圃場と高度なオペレーション能力を「実証フィールド」として活用し、国内のアグリテック・スタートアップが開発する先進的なプロダクトの早期導入・社会実装に向けた共同実証を推進してまいります。
従来の農業生産法人の枠組みを超え、テクノロジーで農業をアップデートする「研究開発型アグリテック企業」へと進化する栄農人と共に、次世代農業プラットフォームの構築を目指します。
【株式会社栄農人(エナジー)にについて】本社:長野県諏訪郡富士見町
代表者: 代表取締役 柳澤孝一
会社HP:https://www.kingofkinoko.com/
事業内容:青果物の生産(椎茸、レタス、ブロッコリー、イチゴ、シャインマスカット等)、加工、販売)

代表取締役社長 柳澤 洋哉 氏 コメント この度、Future Food Fund株式会社様よりご出資をいただき、大変心強く感じております。日本の農業は生産者の高齢化や気候変動など多くの課題に直面していますが、私たちは生産と流通の両面を革新することで、持続可能で収益性の高い農業モデルの構築に取り組んできました。今回の出資を契機に、全国の生産基盤とマーケットイン型の販売ネットワークをさらに強化し、農業を次世代の若者が志を持って挑戦できる成長産業へと進化させていきたいと考えています。

株式会社栄農人代表取締役社長柳澤孝一氏
Future Food Fund 投資担当 太田 洋哉 コメント
本件は我々FutureFoodFundにとって初めての本格的な農業生産法人に対する投資案件になります。これからの日本の農業を支えていく若者をいかに育てていくか。この大きな命題に対し、農業の現場から真っ直ぐに応えようとしているのが同社だと思います。このような企業が地方からIPOを実現することは、日本の農業界に新しい成長モデルを提示することとなり、その意義は極めて大きいと確信しています。
我々としても、全力でご支援させて頂きたいと思います。

投資担当Future Food Fundファンドマネージャー 太田 洋哉
Future Food Fund株式会社について
Future Food Fund株式会社は、2019年8月に日本の食のスタートアップエコシステムを作る為に、フードイノベーション領域に特化した国内外のスタートアップ企業への出資を目的としたCVCファンドを運営する投資子会社として、オイシックス・ラ・大地株式会社により設立されました。パートナー企業とともに、国内外の先進的な食・農・ヘルスケア領域への積極的な投資と、販売や商品開発などの支援も可能としており、日本国内で、スタートアップ企業を支援するエコシステムの構築を目指しています。
(「Future Food Fund」サイトURL:https://futurefoodfund.co.jp/)

オイシックス・ラ・大地株式会社について
オイシックス・ラ・大地株式会社(代表:高島宏平)は、有機・特別栽培野菜、添加物を極力使わない加工食品など安心・安全に配慮した食品の宅配サービスを「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の 3ブランドで展開しています。
当社は「これからの食卓、これからの畑」を理念に掲げ、食に関する社会課題をビジネスの手法で解決する事業を推進しています。